ガラスの出展作家は今回5名。
その中でtubuさんは、吹きガラスではなく、また器ではない作品を作っていらっしゃいます。
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Q
tubuさんは、どのような作品を「工房からの風」に出品くださいますか?
A
バーナーワークという技法をつかったガラスのアクセサリーです。
主に、真鍮や銅、シルバーなど金属と組み合わせて作っています。
一粒、一粒のガラス粒!を作るところから始まるからtubuさん、なのですね。
既成のビーズで作るのではなく、その部分からのお仕事。
もともと荒川尚也さんのガラス工房で働いていらしたので、吹きガラスや
ガラス全般のことを熟知したうえでの、現在のお仕事なのです。
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Q
tubuさんにとって、ご自身やお仕事などに変化はありましたでしょうか?
A
いままで、吹きガラスの器とバーナーワークのアクセサリーの仕事を平行して
やっていたのですが、自分の中で迷いが出てきていました。
方向性や、自分のつくりたいものを整理するつもりで、
今回アクセサリーのみで応募用紙にまとめました。
ありがたいことに出展が決まり、それから、稲垣さんのおっしゃる
「作り手としての真ん中のこと」とぐっと向き合う日々が始まりました。
工房からの風に向けての準備期間を、
どきどきしたり、わくわくしたり、ひりひりしたりして過ごす中で、
以前よりも、自分の中の真ん中のことのイメージがクリアになってきている気がします。
とはいえ、どうカタチにしていくか、それをカタチにする事はあいかわらず難しく、
あっぷあっぷしていますが。。
tubuさんも、初夏の風の予感展に参加くださって、
その時に作品を介してゆっくりお話しが叶いました。
大雑把な私などからは想像もつかない細やかなお仕事にのめりこまれているtubuさん。
そのことを深める中に、美しい花が開き、果が実るように思ったのです。
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Q
好きな言葉、座右の銘、何気なく工房の壁に貼りとめているフレーズなど、
tubuさんが大切にしている言葉を教えてください。
A
我に入り我が入る。
ガラスという素材や心に浮かんだカタチが、ちゃんと自分の体を通ったものかどうか、
という意味で心にとめています。
作り手ならではの言葉のとらえ方ですね。
こんな風に作られた作品は、きっと手渡された方の元で、大切にされうことでしょう。
tubuさんの出展場所は、コルトン広場、スペイン階段前のテントです。
この画像をみて、実物を見てみたーい!という方、ぜひお早目に!!